分類:バラ科リンゴ属 原産地:中央アジア地方 シーズン:9月~1月頃
(早生種) さんさ:8月下旬~9月上旬頃
サイズはやや小ぶりで、果皮は鮮やかな紅色をしていて果肉は白くて緻密です。甘みの中に適度な酸味もあり、さわやかな風味が口いっぱいに広がります。果汁が豊富でシャキシャキとした食感が特徴です。
(早生種) つがる:8月下旬~9月中旬頃
「ふじ」に次いで生産高が多く、薄い紅色(ピンク色)をしています。果汁が豊富で酸味が少なく、甘みの強いことが特徴です。
(中生種) 千秋:10月上旬頃
「東光」と「ふじ」の交配により生れたりんごです。他の品種に比べると、サイズはやや小ぶりです。鮮紅色に着色し甘味と酸味がほどよく調和し、果肉は多汁で歯ごたえの良いシャキシャキ感が楽しめます。
(中生種) 紅玉:10月中旬頃
りんご本来の味がする大変貴重な品種です。鮮やかな果皮の紅色と果汁の多さ、また酸味が強く引き締まった果肉が特徴です。酸味も砂糖と煮るととても上品な味わいに変化!アップルパイなどお菓子作りでは最高です。
(晩生種) 王林:10月下旬頃
果皮が黄緑色で、表面に茶色い果点がある通称「青リンゴ」です。果肉は緻密で酸味は少なく甘みのある品種です。
(晩生種) ふじ:11月中旬~下旬頃
国内で生産量、人気共にNo.1の品種です。酸味が少なく甘みが強いのが特徴です。シャキッとした歯ごたえも魅力で、しっかりした肉質で果汁も多く、蜜入りのものは特に人気が高いです。比較的に貯蔵性も高く、他の種類に比べて長持ちします。
りんごの保存方法
水分の蒸発を防ぐためビニール袋に密封して冷蔵庫の野菜室または風通しのよい涼しい暗所で保存します。温度差があると傷みが早くなります。長期保存の場合は、密閉したビニール袋内にさらに新聞紙を入れて冷蔵庫に入れるのが良いようです。家庭ではそれほど日持ちしないので早めに食べましょう。リンゴは成長ホルモンのエチレンを発するため、他の果物や野菜と一緒に保存すると追熟を促します。